栃木県出身の若手邦楽家が集合 伝統曲からロックとの融合まで 那須塩原

下野新聞
2015年12月2日

 【那須塩原】本県出身の若手邦楽家を集めたコンサート「SANKYOKU~若き名手・和の継承」が29日、黒磯文化会館で開かれ、躍動感ある音色が大勢の観客を魅了した。

 宇都宮市出身で箏と十七弦を演奏する吉沢延隆(よしざわのぶたか)さん(33)、日光市出身で尺八奏者の福田智久山(ふくだちくざん)さん(33)ら5人組の「邦楽ゾリスデン」、現役音大生などがメンバーの「宇都宮ユース邦楽合奏団」が出演した。

 京風手事物の代表曲「楫(かじ)枕」は箏、三味線、尺八の合奏と歌。「土声」という曲は、ロックミュージックの要素が取り入れられた。

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