博物美術館キャラ全国人気投票 県つくば美術館1位 「つくぞう&つくみ」

茨城新聞
2019年10月24日

全国の博物館や美術館のキャラクターを対象にしたインターネットによる人気投票で、県つくば美術館(つくば市吾妻)の「つくぞう&つくみ」が1位に輝いた。県内館がトップになるのは初。26日に事業の主催者が同館を訪れ、授賞式が行われる。

人気投票は「ミュージアムキャラクターアワード2019」。商業施設の設計大手、丹青社(東京)が運営するサイト「インターネットミュージアム」上で2010年から実施している。今回で10回目。

今年は全国から51館がエントリー。7月30日から9月12日までサイトの閲覧者による自由な投票が行われた結果、「つくぞう&つくみ」は1万2743票を獲得し1位となった。2位に152票差をつけた。

同美術館によると、「つくぞう」「つくみ」はゾウをモチーフにしたキャラクターで、同館の運営理念である「つくるぞ」「見るぞ」を掛け合わせて命名した。つくぞうは15年、つくみは今年、いずれも同館の嘱託職員が考案したという。インターネットミュージアムの古川幹夫編集長は、「人気を集めた理由は定かでない」としながら、「コメントの書き込みで『かわいい』という声があった」という。

授賞式では、古川編集長から、同館側に賞状とトロフィーが贈られるほか、特典として、後日、サイトに同館の特集コーナーが組まれる予定。

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