勇壮、大みこし 下館祇園まつり開幕 筑西
茨城新聞
2019年7月26日
勇壮なみこしの競演で知られる「下館祇園まつり」が25日夕、筑西市の羽黒神社周辺や駅前通りなどを会場に開幕。大みこしが「オイッサー、オイッサー」という威勢の良い掛け声で練り歩き、迫力ある姿で集まった観光客を魅了した。28日まで。
初日は、明治時代に造られた明治みこし(約1トン)と女性だけで担ぐ女子みこしが同神社から繰り出し、大町や本城町などを練り歩いた。さらに、実際に担がれるみこしとして日本最大級とされる平成みこし(約2トン)も、稲荷町などで勇姿を見せた。
須藤茂市長は「観客20万人以上を集めるという筑西を代表するまつり。地域が一層盛り上がれば」と思い入れを話した。
26、27日は市内各町内の子どもみこし約30基が集結する「連合渡御」。27日の「わっしょいカーニバル」は子どもみこしに、市内外の大人のみこしや山車(だし)が加わる。みこしについた汚れを川に流し清める神事「川渡御」は、28日午前6時から羽黒神社-勤行川大橋下流で行われる。
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