「日光社参」の行列再現 宇都宮城址まつり
下野新聞
2015年10月19日
江戸時代の「日光社参」を再現する「宇都宮城址まつり 伝統文化と歴史の祭典」(「よみがえれ!宇都宮城」市民の会・宇都宮伝統文化連絡協議会主催)が18日、宇都宮市本丸町の宇都宮城址公園などで行われ、約2万1千人の市民らが歴史絵巻を楽しんだ。
日光社参は江戸時代、徳川家康(とくがわいえやす)を祭った日光東照宮に参拝するため、将軍家や大名らが江戸と日光を行き来した行列。まつりでは侍などの装束をまとった市民約300人が「社参行列」を行い、秋晴れの下、市役所から二荒山神社を経て同公園までを約1時間半かけて歩いた。
オリオン通りなどでは、前に出した足に後ろ足を引き寄せて歩く「半歩歩き」を披露。太鼓とともに「下にー。下にー」の掛け声が響くと、周りの買い物客から大きな拍手が送られた。
同公園では伝統文化のステージや伝統工芸体験ブースが開設され、家族連れなどがイベントを楽しんだ。
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