《茨めん》梅しらすゆばパスタ ume cafe WAON(大洗町)

茨城新聞
2018年11月4日

梅干し・漬物専門店の吉田屋が2014年にオープンした梅専門カフェ「ume cafe WAON」。同社は1830年創業で、8代目社長の大山壮郎さんは「しょっぱい、酸っぱいというイメージが強い梅のいろいろな食べ方を提案したいとカフェをプロデュースした」。梅干しや梅酢など梅の加工品を使った料理やスイーツを提供する。カフェのコンセプトの一つが「県内のおいしいものとのコラボ」。吉田屋自慢の梅干しと、三宝産業(大子町)特製のゆばパスタ、にんべんいち(大洗町)のシラスを結び付け、「梅しらすゆばパスタ」を開発した。

平たく薄いフェットチーネのようなゆばパスタは「小麦粉を使っておらず、ゆば100%。専用に作ってもらっている」。普通のゆばよりしっかりした食感で、つるっと滑らか。こってりとした生クリームのソースと酸味のある梅干しが「意外に合った」。そこに豆乳のまろやかさ、シラスの塩気が加わる。人気が高く、当初の期間限定から定番メニューに昇格した。

パスタの梅干しは9種類から選べる。塩だけで漬け込んだ梅干しのほか、蜂蜜や昆布、カツオなどの味付けもある。写真は3年熟成させた大粒の「三年梅」。

大洗町磯浜町546
定休は水曜
営業時間は午前10時~午後6時(ラストオーダー同5時)
(電)029(229)1223

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