鬼怒川温泉ソング発表 スペーシア車内販売のNAOさん
【日光】東京のライブハウスなどで音楽活動をする傍ら、特急「スペーシアきぬがわ号」で車内販売をしているNAO(なお)さんがこのほど、鬼怒川温泉のご当地ソング「恋する鬼怒川」「きぬがわ子守唄」を発表した。CDを既に発売しているほかカラオケにも使われる予定で、NAOさんは「歌で鬼怒川温泉をアピールして応援したい」と話している。
NAOさんは愛知県出身で都内在住。ダンス・ボーカル・ユニット「PINK BABYS(ピンク・ベイビーズ)」のメンバーとして活動している。7年ほど前からスペーシアきぬがわ号で車内販売業務に携わっており、鬼怒川温泉を週1、2回訪れている。
休憩時間に東武鬼怒川温泉駅周辺を散策し焼きそば店「きっかぶ」で地元の人たちとも交流。「古里のように感じている」という。その鬼怒川温泉で、「以前に比べ、近年は乗客が減っているように感じた。応援したい」と同温泉を舞台にした歌の企画を発案した。
2曲はいずれもデュエットの歌謡曲。音楽プロデューサー坂本裕介(さかもとゆうすけ)さんがNAOさんのアイデアを基に作詞・作曲、プロデュースした。「恋する鬼怒川」の歌詞には「きぬがわスペーシア」が、「きぬがわ子守唄」にはライン下りや、きっかぶも登場する。
「NAO&たむたむ」として、坂本さんの知人である政治ジャーナリストで大学講師田村重信(たむらしげのぶ)さんとデュエットする。NAOさんは「温かい人たちがいて、自然があって昔ながらの姿の鬼怒川温泉が好き。魅力を伝えたい」と話している。
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