水戸黄門ゆかりの地散策 水戸、那珂、常陸太田
茨城新聞
2015年10月4日
水戸黄門ゆかりの水戸、那珂、常陸太田の3市の観光交流イベント「第11回水戸黄門さま漫遊ウオーク」(同実行委員会主催)が3日行われ、3コースに250人が参加して秋の散策を楽しんだ。
漫遊ウオークは、水戸市三の丸1丁目の県三の丸庁舎広場を出発し、那珂市菅谷の一の関ため池親水公園まで約13キロと、県三の丸庁舎広場から光圀の隠居所・西山荘に近い常陸太田市新宿町の西山の里「桃源」まで約27キロ、常陸太田市から那珂市まで約14キロ-の3コースで行われた。
那珂市の同公園では「葵の紋」入りジャンボ印籠(いんろう)を高橋靖水戸市長から松崎達人那珂市副市長、大久保太一常陸太田市長に手渡す印籠引き継ぎ式や、3市の特産品が当たる抽選会が行われた。
高橋水戸市長は「交流を通した健康づくりと3市の活性化につながる事業を展開していきたい」とあいさつ。松崎那珂市副市長は「光圀ゆかりの地を歩き那珂市の良さを実感してほしい」と語り、大久保常陸太田市長は「西山荘の震災復旧も終わった。ぜひ多くの人に足を運んでほしい」とPRした。
初回から参加している水戸市笠原町の川又國雄さん(89)は「常陸太田までの27キロコースは練習も含め22回目。毎年、楽しみ。歩ける限り参加したい」と話した.
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