4万人が列  宇都宮で餃子祭り

下野新聞
2017年11月5日

 ギョーザの街を盛り上げるファン感謝祭「宇都宮餃子(ぎょーざ)祭り2017」(同実行委員会主催)が4日、宇都宮市本丸町の宇都宮城址(じょうし)公園で始まり、県内外から訪れた約4万人(主催者発表)が宇都宮自慢の味を楽しんだ。5日まで。

 イベントは1999年から始まり19回目。今年は宇都宮餃子会加盟の28店が出店し、焼きや水、揚げの各ギョーザを1皿3個100円で販売した。

 2週連続の台風だった10月下旬の週末から一転、好天に恵まれたこの日は午前10時の開幕前から好調な出足で、店舗前には長蛇の列ができた。午後は雨が降りだし客足は鈍ったが、各店とも順調な売れ行きだった。ステージではくす玉割りやライブなども行われた。

 「毎年のように来ている」という千葉県我孫子市、会社員岡田章(おかだあきら)さん(59)、派遣社員都美子(とみこ)さん(52)夫妻は、水戸市の兄夫婦ら3人と駐車場で合流。分担して7店のギョーザを買い求めた。

 都美子さんは「宇都宮のギョーザは大好きで、よく来ている。ここでは普段行けない店のギョーザが味わえるので楽しみ」と話していた。

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