京成百貨店、1階4店新装 「コーチ」など高級ブランド入る 茨城・水戸

京成百貨店(茨城県水戸市泉町)の1階フロアに11日、ファッションブランド「コーチ」など4店舗が新装オープンした。同フロアは「百貨店の顔」となるスペースだが、昨年12月に「ルイ・ヴィトン」、今年6月末に「ティファニー」が撤退し、後継店の誘致に注目が集まっていた。買い物客からは「店に入りやすい」「若い人が増えそう」など新たな「百貨店の顔」を歓迎する声が上がった。
この日オープンしたのは、茨城県初出店の「トリー バーチ」「マーク ジェイコブス」と、地下1階から移転した「フラワーブティック DEFI」の計4店舗。店舗面積は「コーチ」が約165平方メートル、「トリー バーチ」と「マーク ジェイコブス」はそれぞれ約100平方メートル。いずれも明るく開放的な店構えだ。
国道50号に面するファサード(外観正面)も刷新された。1階フロアに出店する五つの高級ブランドの看板が並び、それぞれの世界観を視覚で表した。
「華やかな感じ。店舗が明るく入りやすい」と、買い物に訪れた同県ひたちなか市の川崎絵美さん。水戸市の田沢典子さんは「(前の店舗の撤退後)シャッターが降りていて寂しかった。若者が増えそうで、孫と3世代で来られる」と笑顔を見せた。
同百貨店経営統括室の川崎修部長は、誘致した後継店について「カジュアルブランドで客層を広げつつ、既存のお客さまに新たな提案ができる」と狙いを話し、「全館の買い回りにも期待したい」と語った。
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