屋外展示に特化した作品展　栃木県茂木町の公園で「里山アートフェスタ」7月24日まで

栃木県内外の芸術家らが作品を野外展示する「もてぎ里山アートフェスタ2025」が19日、栃木県茂木町の城山公園で始まった。芝生エリアなどの開けた空間に、作家たちの個性あふれる作品が並ぶ。24日まで。

実行委員会が主催。2007年に作家同士の交流や工芸の振興を目的に始まり、今年で17回目。屋外展示に特化した珍しい作品展で、今回は茂木町内や益子町、首都圏などに住む作家10人が力作を出品している。

ジャンルは木工、彫刻、陶芸、現代アートなど多岐にわたる。実行委代表の陶芸家渡辺克典さん（70）＝益子町＝は「作家たちは自然の中で感じた刺激を作品に込めている。楽しんで見てほしい」と話している。

午前10時～午後5時（最終日は4時）。19～21日は作家らが常駐するほか、ワークショップ（一部有料）やイベント、ショップ開設がある。