甘み十分のとうもろこし　今年は生育が早く「取り切れないほど」栃木県内で出荷が本格化

夏本番を前に、栃木県内でトウモロコシの出荷が本格化している。

鹿沼市西沢町で「まるお農園」を営む合摩陽子さん（57）方では、約30aの畑でゴールドラッシュなど甘みが特徴の2品種を栽培。13日に始まった収穫作業は、猛暑日続きで生育が進み「取り切れない」ほど大忙しという。

24日も未明から、合摩さんら家族3人が畑で約300本を収穫。空が白み始める中、皮むきや袋詰め作業を黙々と行い、「まちの駅 新鹿沼」など市内4カ所の農産物直売所に配達した。

作業は7月中旬まで。合摩さんは「実がずしりと詰まって甘みも十分。短い旬の味を楽しんでほしい」と話していた。

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