茨城県生まれの人気者が栃木県初登場　納豆の妖精「ねば～る君」が園児と交流

納豆の妖精、栃木県初登場－。茨城県生まれで納豆を全国にPRする人気ゆるキャラ「ねば～る君」が20日、茂木町増井の茂木中央認定こども園を訪れ、園児たちと触れ合った。

全国納豆協同組合連合会が納豆の普及振興を目的に行う「なっとう幼稚園」の一環で、連合会によると栃木県での開催は初めてという。

このイベントは「納豆が苦手な子どもをゼロにする」をテーマに2018年に始まった。ねば～る君は園児約20人からの大きな拍手に迎えられて登場。納豆食育クイズでは正解が出るたびに体を伸ばすと、園児たちからは大きな歓声が上がった。

その後、園児たちは「食べ残しをなくすこと」をテーマとした絵本の読み聞かせや、食育の「納豆アイス」の試食を楽しんだ。

県納豆工業共同組合理事長を務めるヘルシーフーズワタナベ（茂木町）の渡辺成行代表取締役（63）は「イベントを通して、子どもたちが少しでも納豆の持つ良さを知ってもらえればうれしい」と話していた。