さっぽろ雪まつり2025に「高崎だるま」登場! 群馬出身の北海道大生サークルが制作

上毛新聞
2025年2月7日

2月11日まで札幌市で開催している雪と氷の祭典「さっぽろ雪まつり」に合わせ、群馬県出身の北海道大生でつくるサークル「北海道大学群馬県人会」が高崎だるまの雪像をつくり、会場に展示している。

制作した雪像は本体が高さ約2メートル、台座が高さ約1メートル。10人ほどのメンバーが携わり、5日間かけて完成させた。

さっぽろ雪まつりの会場に展示している高崎だるまの雪像

同サークルの林遼人会長(22)は「暖冬の影響で雪が固く、削るのが大変だった」と教えてくれた。顔の彫り込みに工夫を凝らし、だるまの目力を表現するため、目の部分を大きくくり抜いた。

高崎だるまの雪像を制作する様子

さっぽろ雪まつりでの展示は今回が初めて。同サークルは大学の学園祭で焼きまんじゅうを販売して群馬をPRしたり、上毛かるたで交流したりして郷土愛を育んでいる。

林会長は「群馬を世界に広めたいという思いで頑張った。ぜひ札幌まで見に来てほしい」と力を込めた。

同まつりは今年で75回目。市民による80基を含め、氷雪像を約200基展示している。