高校生が考案 列車にキャラ 関鉄竜ケ崎線ヘッドマーク 龍ケ崎市など 制作費CF 茨城

茨城新聞
2025年2月1日

茨城県龍ケ崎市内を走る関東鉄道竜ケ崎線の列車のヘッドマークに、地元の高校生が発想したキャラクターをデザインする企画が立ち上がり、制作費用を募るクラウドファンディング(CF)が始まった。目標額は100万円。期間は2月28日まで。

企画したのは市とトレーディングカードゲーム(TCG)を活用した人材育成や教育支援事業を手がける「ギルドヒーローズ」(東京)。昨年夏に開かれたワークショップに参加した高校生7人が「改竜ミコ」「リュウニコーン サキ」の二つのキャラクターを考案した。

「リュウニコーン サキ」

改竜ミコは整備士から着想し、工具に変形する角で列車に最適な整備を行う。リュウニコーン サキは、空を飛び、どこにでも列車を運べる一角獣(ユニコーン)と、車内の時間と空間を操る駅員サキのコンビ。それぞれのキャラクターには持続可能な開発目標(SDGs)の視点が盛り込まれている。

CFサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で受け付け、2000円から支援できる。返礼品として、キャラクターのカードと鉄道グッズのセット、ヘッドマークお披露目式への招待などを用意している。

CFを呼びかけているギルドヒーローズの森井聡代表は「高校生の地元愛に賛同し、支援いただければありがたい」と話している。