群馬の地酒「名峰赤城」が今年も完成 しっかりした甘みとクリアな後味

上毛新聞
2024年12月21日

群馬県前橋市富士見地区のコメを原料にした地酒「名峰赤城」の新酒発表会(富士見商工会、富士見村特産品販売組合主催)が19日、同市の富士見温泉見晴らしの湯で開かれた。関係者約80人が完成を祝い、出来栄えを確かめた。20日から販売する。

新酒は名峰赤城の 純米大吟醸(720ミリリットル、2200円)と純米吟醸生(同、1540円)。同地区の「ひとめぼれ」を使い、聖酒造(渋川市北橘町)が醸造した。同社の今井健夫社長によると、しっかりした甘みとクリアな後味が今年の特徴。「仕込みを始めた10月は気温が高かったが、温度管理がうまくいった」と振り返った。