高チャリでまち巡り 高崎の学生サークル 気になる店、マップに
高崎市のまちなかの魅力を発信しようと、市内の大学生や短大生でつくるボランティアサークル「フレまち隊ドロップ」が、高崎駅西口エリアで無料で貸し出している自転車「高チャリ」を使うまち巡りマップを作った。ラーメン店から雑貨店まで、学生目線で選んだ個性的な21店舗を掲載。JR高崎駅観光案内所や市役所などで配布している。
ドロップは、市と高崎商工会議所が始めた高チャリ事業を応援するサークル。利用マナー向上のための広報や清掃ボランティアを行っており、現在は高崎経済大と新島短期大、高崎健康福祉大の学生7人で活動している。
数年前に当時のメンバーが作製したマップが配布を終えていたため、昨年春、リニューアルを計画。今春の卒業生も含め10人ほどで、各自が気になる店を訪れ、看板メニューなどを取材してきた。
「まちなかには個性的な店が多いのに、道が入り組んでいて行きにくいのでは」という意見もあり、マップは見やすさを重視した。文字を書き込みすぎず、キャッチフレーズで目を引くなどレイアウトを工夫。モデルコースや高チャリの使い方も載せた。
新島短期大2年の鈴木杏奈さん(19)は「知らないのがもったいない、すてきな店がたくさんある」とまちなかの魅力をPR。リーダーの高崎経済大2年、日下部紗恵さん(20)は「大型店に買い物に来たお客さんが、まちなかのカフェで休むようになればいい」と期待している。
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