「ぐんまちゃんようかん」 アニメなれなれ登場 再現挑む 桐生・舟定

上毛新聞
2024年11月24日

本県が舞台のテレビアニメ「菜なれ花なれ」(通称・なれなれ)を巡り、作品に登場した「ぐんまちゃんようかん」を再現しようと、老舗和菓子店の舟定(桐生市本町)が試作品作りに取り組んでいる。同店は10月、短文投稿サイト「X(旧ツイッター)」で試作品の写真を公開。これまでに34万回以上表示されるなど、話題になっている。

「なれなれ」は7~9月に放送された、女子高校生6人が応援を通じて成長する物語を描いたアニメ。「ぐんまちゃんようかん」は主要キャラクターの好物という設定で登場する。金太郎あめのように、切っても切っても県マスコット「ぐんまちゃん」の顔が続くことが特徴だが、実在はしていない。アニメを共同製作した「DMM.com」(東京)が、このようかんを製造できる企業を探していることを知った東山迅児社長(54)が挑戦を決めた。