ユニクロで古着販売 群馬・前橋南インター店 シャツ、フリース、デニム…7割引きも 全国3カ所目

上毛新聞
2024年10月31日

循環型社会をつくる一環として、ユニクロは、ユニクロ前橋南インター店(群馬県前橋市亀里町)で古着の試験販売を行っている。価格は新品より2~7割ほど安く設定している。ユニクロは「古着の需要は根強い。一点物の中から、掘り出し物を見つけてほしい」としている。

店の中央に古着専用コーナーを新設。フリースやシャツ、アウター、デニムなど約500着を並べた。

店内の回収ボックスに持ち込まれたユニクロの衣類から、古着として販売できるものを選別。国内の提携工場で染色加工した「オーバーダイ」商品と「ウォッシュ仕上げ」商品の2種類で展開する。

オーバーダイ商品はグレー、ピンク、ブルーの3色で、秋冬向けとして11月以降にブラウンも投入する。価格はTシャツ(長袖・半袖)1200円、シャツ(同)2000円など。

ウォッシュ仕上げ商品はフリース1000円、ウールセーター1200円、デニム1600円、アウター3000円など。同社グローバルマーケティング部サステナビリティマーケティングチームの石原裕巳リーダーは「20年以上前のデザインのタグが付いていたりするなど、古着ならではの面白さがある」と話した。

ユニクロは全国で約800店を展開。古着を販売しているのは現在、東京都と福岡県の店舗に続き3カ所目。