群馬県立近代美術館 開館50年で名建築を彩るライティング

上毛新聞
2024年10月17日

開館50年を迎える群馬県立近代美術館(高崎市)の建築に着目し、20日まで光で演出するライティングが行われている。閉館後の館内を青、赤、緑色のライトで照らし、幾何学的な格子で構成される建築が幻想的に彩られている=写真

開催中の企画「建築をたのしもう!」展の一環で、前橋工科大の臼井敬太郎准教授(48)らが企画協力した。臼井准教授は「白亜の建築に光を当て、50年で多くの人が関わって色付けられた美術館(の歴史)を表現したい」と狙いを明かす。

企画展は11月10日までで、館内に建築の魅力を解説するパネルなどを設置している。ライティングは午後5時~6時半。詳細は同館(☎027-346-5560)へ。