ホロっとやわらかビーフシチュー、味染みブリ大根…こだわり素材の和食系居酒屋「喝菜(かっさい)」 がオープン 群馬・太田市

上毛新聞
2024年8月7日

こだわりの素材を生かした料理を提供する和食系居酒屋「喝菜(かっさい)」(群馬・太田市)が6月にオープンし、7月からはランチ営業も始めた。ホロっとやわらかい国産牛が入る「ビーフシチュー」、ブリに味の染みた大根が入る「ぶり照り大根」が人気だ。

「ぶり照り大根」のセット(写真はすべて公式インスタグラムより)

開店当初は居酒屋として夜間のみ営業していたが、7月からは日中にランチの提供を開始。素材にこだわり、使う野菜は独自の菜園で可能な限り種から自家栽培する。肥料や農薬を使わない農法で育て、収穫も行う。肉や魚にもこだわる。牛肉は足を一本買いして料理ごとに適した部位を使ったり、魚は複数の専門店から厳選したりする。季節や仕入れによってアレンジする多彩なメニューを提供する。

料理人兼音楽家というオーナーの大沢宏成さんは、中学時代にバンドを結成したのがきっかけで音楽を始め、現在も同店経営の傍ら、オンラインの講師や演奏などの音楽活動も続ける。

人気メニューのビーフシチュー(セット1680円)に入る牛肉は、部位を厳選し箸で切れるほどのやわらかさ。肉汁を余すことなくソースに使い、ごはんが進む味わいだ。ぶり照り大根(同1380円)は素材それぞれに火入れを工夫し、やわらかくしたブリに、しっかりと味が染みた大根が入る。ランチはメインに雑穀米のごはん、汁物や小鉢などが付く。

日本酒は、群馬の地酒を中心に仕入れる。

群馬県産の地酒を中心に仕入れる

落ち着いた雰囲気の店内にカウンター8席、4名がけのテーブル席を三つ用意する。電話などで予約もできる。

スタッフの毒島結衣さん(31)は、「『お料理を楽しむ時間』を大切におもてなしさせていただきます。予約もお気軽に」と話している。

◇喝菜(かっさい)
住 所 太田市藤阿久町503-1 ジョイフル西藤1F
時 間 昼の部 午前11時半~午後2時、夜の部 午後6時~同10時/ラストオーダーは昼夜ともに終了30分前
電 話 080・7474・1769
定休日 月曜、夜の部は隔週日曜
公式HP https://www.kassai-dining.com/