地元食材味わって 歩崎公園レストラン再開 メニュー9種類、一新 茨城・かすみがうら
茨城県かすみがうら市坂の歩崎公園にあるレストラン「かすみキッチン」が7月、リニューアルオープンした。地元産の食材をふんだんに使ってメニューを一新し、霞ケ浦りんりんロードのサイクリング愛好者や観光客を呼び込むのが狙いだ。
かすみキッチンは霞ケ浦に面した同公園の市交流センター2階を活用し、2016年7月にオープンした。市や銀行などが出資した第三セクター会社が運営していたが、原材料費の高騰や人手不足の影響で昨年8月から閉鎖していた。
再開に当たり、冠婚葬祭用の贈答品販売やカフェなどを手がける塚本工業(同県土浦市)が手を挙げた。
同社の塚本勝則社長(52)は「霞ケ浦周辺を盛り上げるために、地元食材を味わってもらえる場所が必要」と奮起し、同級生の田端一夫料理長(52)と組んでオープンにこぎ着けた。2種類のチーズの焦がしハンバーグや、ブランド豚を使った煮込みカレー、ロースカツやヒレカツなど9種類のメニューを予定している。
再開を前に関係者による試食会があり、宮嶋謙市長は「たくさんの人に楽しんでもらいたい」と期待を込めた。
営業時間はランチ午前11時~午後2時、カフェ午後2~5時、ディナーは要予約。定休日は月、火曜(祝祭日、ゴールデンウイーク、夏休み期間を除く)。問い合わせはかすみキッチン(電)029(896)1227。