かさましこ公認 ガイド2人登録 南さん、日渡さん 茨城・笠間で交付式

茨城新聞
2024年5月30日

茨城県笠間市と栃木県益子町が関わる日本遺産「かさましこ~兄弟産地が紡ぐ〝焼き物語〟~」の活用を図る「かさましこ日本遺産活性化協議会」(会長・山口伸樹同市長)は、同遺産について、観光客などから対価を得て、正確な知識やスキルを持って案内ができる人材を登録する「かさましこ認定ガイド」制度を設けた。

同市内で24日に開かれた同協議会の2024年度総会の中で、協議会会員でガイドとなる2人に対し、先行的に認定証が交付された。

同協議会は、23年度に「有料ガイド育成講座」を複数回開催。受講者の中で、両市町の各8人から「ガイドを引き受けてもいい」との意向を確認しているという。既に市や町で歴史や観光案内のボランティアをしている人が多く、中には議員や行政職員も含まれる。

ガイドには認定証が交付されることになっており、この日は、総会の出席者で、ガイドの育成講座も受講した南秀利さん(笠間史談会長、笠間ふるさと案内人の会)と日渡守さん(悠楽塾、観光ボランティアましこ)に、山口会長から認定証が手渡された。