町内産タケノコ、個性豊かな料理 阿見、14店舗でフェア
茨城新聞
2017年4月20日
阿見町産のタケノコを使った料理フェア「たけのこほっぺ」が30日まで、町内の飲食店で開かれている。和食からイタリア料理まで14店舗が町内で採れた旬のタケノコを使い、個性あるメニューを用意している。
フェアでは、町内の農家が収穫した朝掘りタケノコを各店舗で調理する。ことしは天候不順で生育が悪く一時は町外産のタケノコを使ったものの、14日からは町内産に切り替えた。
阿見町実穀の和食店「季節料理たえ」では、若竹煮(648円)、焼き竹の子木の芽焼き(756円)、竹の子刺(648円)、竹の子白魚卵寄せ(648円)の4品を提供する。
「焼き竹の子木の芽焼き」は生のタケノコをホイルに包んでオーブンで焼き、2度たれにくぐらせ焼き台で焦げ目を付けるなど、手間を掛けている。「竹の子刺」は、「酒のつまみにすぐ出せるように」と店主の大久保勝さん(69)が考え、豊かな香りを生かした素朴な一品に仕上げた。
県外からあみプレミアムアウトレットへ買い物へ来た客が店に足を運び、タケノコ料理を食べていくことも多いという。
焼き竹の子木の芽焼きは要予約。問い合わせあみ観光協会(電)029(888)1111。
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