増床のイオンモール太田　開店前から長い行列

大型商業施設の開発、運営を手がけるイオンモール（千葉市美浜区）は19日、群馬県太田市石原町の大型商業施設「イオンモール太田」を増床リニューアルオープンした。開店前から約5300人が列をつくり、店内は多くの買い物客でにぎわった。

2階建ての増床棟「ウエストモール」が新設され、専門店は35店増の計185店となった。国内初出店のふれあい動物園とアミューズメント施設を融合した「アニタッチPARK（パーク）」や県内初の「ディズニーストア」など多彩な専門店、約1100席あるフードコートで来店客が買い物や食事を楽しんだ。

開業から20年が経過し、環境変化に合わせ、生活に密着した専門店をそろえることで広域からの集客や来店頻度の向上を狙う。来店した太田市の金子陽之さん（50）は「いろいろな店が入っていて良い。増床による変化があり、また人が集まってくると思う」と話した。

オープン前に同所で開かれた記念式典で同社の藤木光広専務取締役は「これからも地域の皆さまと連携して活性化の一助となり、これまで以上にお客さまに愛される施設になるよう努力していく」と話した。