6月末まで休日の予約が埋まる人気ぶり スノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパがオープン
思川開発事業(南摩ダム)に伴い栃木県鹿沼市が整備した鹿沼市上南摩町のスノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパが13日オープンし、多くの家族連れらでにぎわった。オープニングイベントとして施設内でマルシェも開かれ、地元の人気店が出店した。
同施設は大手アウトドアブランド・スノーピーク(新潟県)が指定管理者で、約5万9000平方メートルの敷地に91区画のキャンプサイトを設けている。
建築家隈研吾さんと同社が共同開発した4棟のトレーラーハウス「住箱」は素泊まりもできる。コア施設には露天風呂やそば店、テイクアウト専門店などが並ぶ。
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開場の午前11時には佐藤信市長や、同社の高井文寛専務らが施設西側のコア施設前で来場者を出迎えた。下南摩囃子保存会のはやしが響く中、一斉に入場開始。スノーピーク直営のショップは限定グッズを求めて大行列ができた。キャンプ場には朝からテントが立ち、全区画が埋まった。
多目的広場で開かれたマルシェには地元の人気レストランやパン店が出店。鹿沼組子や野州麻のグッズ制作体験など、名産品のPRコーナーも設けられた。
初日は混雑緩和のため、キャンプ場の予約者と一般利用者で入場時間を分散。市役所から無料バスを30分置きに運行するなどした。
同施設は水曜定休。6月末まで土・日・祝日の予約は埋まっている。
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