筑波山形のコロッケ 推進協、ジオパークPR
茨城新聞
2017年4月9日
2016年9月に日本ジオパークに登録された筑波山地域ジオパークを食の力で盛り上げようと、同推進協議会(会長・五十嵐立青つくば市長)は筑波山の形をしたコロッケ「筑波山地域ジオコロッケ」を発表した。イベントなどで販売したい意向で、価格や商品化の時期は未定。同推進協では「今年5月開催のつくばフェスティバルで発売できれば」と話している。
同コロッケは中身が2色になっているのが特徴。筑波山を形成する2種類の岩石、斑れい岩と花こう岩を食材と色あいで表現している。中身の上半分は、山頂付近に分布している黒い斑れい岩をイメージした黒米、豚肉、シイタケなどを使った。下半分は、中腹から山麓部にかけて分布している白い花こう岩をイメージし、鶏肉やジャガイモなどを使った。味付けは上半分が和風だしとしょうゆ、下半分が洋風だしと塩こしょうにした。
同コロッケは昨年10~12月に同協議会がアイデアを募集し、応募41件の中から同市手代木在住の団体職員、市川洋子さん(54)のアイデアを大賞として採用した。推進協では「身近な食べ物で、少しでもジオパークを知ってもらえたら」と普及に期待する。大賞受賞の市川さんは「筑波山地域のB級グルメとして、名物になってくれれば」と話している。
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