湯けむり 闇に浮かぶ 西の河原 ライトアップ 草津

上毛新聞
2017年3月27日

観光客にライトアップした夜の草津温泉を楽しんでもらう草津灯路計画「西(さい)の河原公園ライティング」の点灯式が24日夜、同公園で開かれ、湧きあがる湯けむりや降り積もった雪が幻想的な色に包まれた。
同公園は、あちこちから湧き出す温泉が川となって流れる風景を楽しめるスポット。共同浴場「西の河原露天風呂」も旅行者から人気を集めている。
町は公園内の遊歩道約300メートルに間接照明を設置。湯けむりを立体的に見せるような仕掛けを取り入れたほか、歩道脇にあんどんを設置し、散策する来園者の安全にも配慮した。
同計画の第1弾として昨年12月に湯畑のライトアップをリニューアルし、今回が第2弾。式典で黒岩信忠町長は「湯畑と西の河原公園という草津の二大観光地の整備が整った。多くの人に楽しんでもらいたい」とあいさつした。
町によると、年間を通して日没から午後10時までライトアップを行うという。

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