大子町の農産品ブランド 新たに「しゃもめし」認証
茨城新聞
2017年3月16日
大子町の優れた農産品や加工品に、町が“お墨付き”を与えるブランド「だいごみ」の新たな認証品に、同町大子のデリカショップ久慈屋の弁当「奥久慈しゃもめし」(税込み千円)が15日、決まった。代表の石田和彦さん(55)は「町内外のイベント向けの商品。いろんな場所で売りたい」と意欲を示した。
同しゃもめしはシャモ肉入りのまぜご飯の上に、一晩たれに漬けたシャモの胸肉の照り焼きを載せ、別添えのたれをかけて食する。大子産米を使い、付け合わせのキンピラの野菜も大子産。審査員らは「味が染みて、肉も軟らかい」「薄味で食べやすい」と評価した。
同町役場での認証式で綿引久男町長は「頑張って観光客に売ってほしい」と話し、認証の盾を手渡した。石田さんは「数年前から、しゃもをどう使うか改良を重ねてきた商品。かむほどに味が出るしゃもがうまい」と話した。
本年度は4品目の申請があり、魅力的で独自性があり、大子町をイメージさせるなどの基準で審査した結果、奥久慈しゃもめしだけが認証され、だいごみブランドは計48品目となった。町はパンフレットやホームページで掲載、販売拡大を図る。
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