熱気球、親子で楽しむ　5分間の空の旅　茨城・小美玉

熱気球の体験搭乗イベントが28日早朝、茨城県小美玉市与沢の茨城空港北側臨時駐車場で開かれ、約150人の親子連れなどが約5分間の空の旅を楽しんだ。百里バルーンクラブが主催した。

午前6時半に集合した参加者は熱気球に乗るための説明を受けた後、二手に分かれ2機に4、5人ずつ乗り込んだ。氷点下の気温の中、ガスバーナーの点火でゆっくりと高さ約17メートルまで浮上し、子どもたちからは「高い」「怖い」などの声が上がった。搭乗後、参加者は室内で熱気球が空に浮く原理などを学び、ミニ気球の発射体験などを楽しんだ。

同県稲敷市から家族、学校の友人と共に訪れた新利根小5年の佐藤凛音君(11)は「思った以上に高くてびっくりした。筑波山がきれいに見えた。また乗ってみたい」と初体験を笑顔で振り返った。