カインズとベイシア同時オープン カフェ併設、ご当地グルメ総菜も 群馬・太田市
ホームセンターを展開するカインズ(埼玉県本庄市、高家正行社長)は6日、群馬県太田市丸山町の国道122号沿いに「カインズ太田丸山店」をオープンした。敷地内でスーパー大手のベイシア(前橋市亀里町、相木孝仁社長)が建設していた「ベイシアFoods Park(フーズパーク)太田丸山店」も同日、近隣住民を対象にプレオープンし、両店舗に朝から大勢の買い物客が訪れた。同店のグランドオープンは8日。
カインズは季節家電やインテリア雑貨などオリジナル商品を中心に8万点以上をそろえる。工業が盛んな地域に合わせ、プロ向けの工具や建築資材も展開。店内に併設するカフェでマフィンも販売している。浅賀良介店長は「お客さんの期待に応えたい。ぜひ来店を」と呼びかけている。
ベイシアフーズパークは地元野菜の他、店内で調理したすしや魚総菜といった即食系商品、旬の果物を使ったパフェなどの品ぞろえを強化。太田焼きそばやナスのかば焼き重など地元ならではの商品も販売する。
特設コーナーでは9日まで「青果店頭市」を開催する。斉藤克彦店長(38)は「生鮮食品に力を入れ、また来たいと思われる店を目指す」と話し、従業員が働きやすい環境づくりにも意欲的。
ベイシアに併設するヘアサロンは10日までカットなどが半額になるキャンペーンを開催中。来春には100円ショップとフィットネスクラブもオープンする。
邑楽町の板津絵美子さん(36)は「盛り上がっていてわくわくした。お得な商品があったらまた訪れたい」と笑顔だった。