碓氷峠400年の歴史を体感 群馬・安中市で旧中山道ウオーキング
上毛新聞
2023年11月15日
秋の碓氷路を歩く「旧中山道ウオーキング2023」(群馬県安中市、上毛新聞社主催)が11日、同市の県指定史跡「碓氷関所跡」周辺で開かれた。約260人が参加し、深まる秋を感じながら街道や鉄道遺産といった碓氷峠の歴史を体感した。
参加者は、碓氷関所設置400周年を記念し、関所跡周辺を散策するルート(約5.5キロ)と関所跡に関連する堂峰番所跡も見学する健脚ルート(約7.5キロ)、信越線の鉄道遺産を巡るコース(約8キロ)に分かれ、ガイドから説明を受けながら散策を楽しんだ。
健脚ルートでは、碓氷関所保存会の中島徳造事務局長が見どころを丁寧に紹介。太田市の阿部友雄さん(74)は「一人で来たら見過ごしてしまう。解説付きでとても勉強になる」と声を弾ませ、長野県佐久市から訪れた小須田清さん(73)は「古くから交通の要衝で歴史を育んできた地だと良く分かる」と、熱心にメモを取っていた。
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