つるし飾りに力士描く 11日からひなまつり、横綱稀勢の里祝う 牛久

茨城新聞
2017年2月10日

大相撲稀勢の里関の優勝と横綱昇進を祝おうと、牛久市でちりめん細工を学ぶ女性たちが力士を描いた紙でつるし飾りを作った。稀勢の里関をイメージした10種類の愛らしい力士のイラストが彩っている。同市柏田町の中央生涯学習センターで11日から始まる「うしくのひなまつり」で展示される。

つるし飾りには、四股を踏む姿や着流し姿などの紙製の力士160人のほか、行司や相撲軍配、扇子も結ばれている。

同市猪子町でつるし飾りなどを教える「花工房」主宰の講師、上村紀代子さんや生徒ら20人が力士のイラストを印刷し、切り抜いて糸でつないだ。つるし飾りの輪の中央には「おめでとう稀勢の里」と書いた大きい短冊を下げた。

花工房の生徒でうしくのひなまつり実行委員会の井倉洋子副会長は「せっかく優勝したので、『何かお祝いしないと』となった。おめでとうの気持ちを見てほしい」と話していた。うしくのひなまつりは3月3日まで。

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