役目終えた子ども服、クマのぬいぐるみにしませんか 群馬・高崎高島屋
上毛新聞
2023年9月10日
高崎高島屋(群馬県高崎市旭町)は6日、役目を終えた子ども服を活用してクマのぬいぐるみを作る企画「リボーンベア」を始めた。10月3日まで。
6階子供服売り場で受け付ける。乳幼児期に使ったロンパースやおくるみ、体が大きくなって着られなくなったシャツなどを持参してもらう。その生地を活用し、専門の作家がクマのぬいぐるみに仕上げる。
ぬいぐるみは20センチタイプが1万1000円、25センチタイプが1万4300円。納期は3カ月から。ボタンがある素材は手足の結合部に使用する。
同店は持続可能な社会の実現に向け、社会課題解決と事業成長の両立を図るESG(環境・社会・企業統治)経営を進めている。その一環で、アップサイクル(付加価値を付けた再活用)の企画を行う。
販売第1部子供服マネジャーの中西美奈子さん(48)は「思い出が詰まった捨てられずに眠っている品を、ぬいぐるみとして寄り添える形にしてはいかが」と提案する。
同じフロアでは、子ども服ブランド「ミキハウス」が「赤ちゃんのお世話体験会」を11月までの各月に4回開く。各回1組限定の予約制で、沐浴や肌着の着せ方などを無料体験できる。
問い合わせは同店(電話027・327・1111)へ。
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