健やかな成長祈る、伝統行事「花桶かつぎ」 小山
下野新聞
2017年1月29日
【小山】寒川地区の伝統行事「花桶(おけ)かつぎ」が28日行われ、美しく着飾った女児たちが赤や青など色とりどりの紙で飾られたおけを担ぎながら地区内を練り歩いた。
子どもたちの健やかな成長や五穀豊穣(ほうじょう)、家内安全などを願う祭礼で、市指定無形民俗文化財。同地区に住む数え年7歳の女児が山車やみこしを先導する。
今年の先導役は寒川小1年繁野夏波(しげのななみ)さん(7)と妹の認定こども園年長瑠亜(るあ)ちゃん(6)、同山中優(やまなかゆう)ちゃん(6)の3人。
ピンク色の着物を身に着けた夏波さんは「みんなの前を歩くのはちょっと緊張するけど、うれしい」と声を弾ませた。
3人は緊張した面持ちで神事に臨み、母親らに付き添われて龍樹寺を出発。多くの地域住民やアマチュアカメラマンが見守る中、胸形神社を目指した。
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