「ニラ餃子パン」を群馬・伊勢崎市の名物に ラーメン店と老舗パン店が開発
群馬県伊勢崎市で生産が盛んなニラを使った名物を売り出そうと、市内のラーメン店と老舗パン店などが協力して「伊勢崎ニラ餃子パン」を開発し、20日から発売する。たっぷりのニラを使ったあんを具材にした総菜パンで、風味豊かな満足感のある一品に仕上がった。
市内の農家から新鮮な朝採れのニラを仕入れる。あんは一般的なギョーザに使われる量の約3倍を使用。断面は鮮やかな緑色が目立ち、シャキシャキとした食感とともに香りが広がる。
パンはプレーンとチーズの2種類を販売。プレーンの生地は焼き、チーズは揚げた生地を使って食感の違いを楽しんでもらう。
ラーメン店「麺や蔵人」(同市太田町、内野公義代表)が、店や自販機で販売するニラギョーザの食べ方を広めようと考案。地元の渋沢製パン(同市緑町、渋沢昌明社長)がニラの風味を生かした生地を製造し、総菜製造のゼンフーズ(前橋市石倉町、渡辺慎一社長)があんを提供する。
伊勢崎市のふるさと納税の返礼品に申請する予定。内野代表(54)は「ニラはおいしくて健康にもいい。名物になるように盛り上げたい」とPRする。
渋沢製パンで販売(248円)し、麺や蔵人の店頭にある自販機では冷凍販売(250円)する。スーパーなどでも展開する予定。問い合わせは麺や蔵人(☎0270-75-3638)へ。
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