新年の願い込め、御来光拝む 2年ぶり「ダイヤモンド筑波」 結城
下野新聞
2017年1月13日
【結城】筑波山の男体山と女体山の二つの峰の真ん中から昇る朝日を鑑賞する「日の出を見る会」が12日朝、結城の割烹(かっぽう)旅館「結城ガーデン」で開かれ、2年ぶりに「ダイヤモンド筑波」の御来光を拝んだ。県内外から約350人が訪れ、神々しい景色を目に焼き付けた。
二つの峰が並んで見える、筑波山の北西に位置する同旅館では、毎年1月12日午前7時5分ごろにダイヤモンド筑波を鑑賞できる。約20年前から鑑賞会を行い、時がたつごとに少しずつ紫などの色へ変化する筑波山の遠景を拝みながら、新年の幸運を祈っている。
昨年に引き続き参加した下野市駅東2丁目、無職松林久子(まつばやしひさこ)さん(77)は「去年は雲で隠れていて見られなかったが、今年の朝日は最高だった。良い年になりそうだ」と笑顔を見せた。
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