<栃木・県南グルメ>BlueApple(足利)ピーチ和紅茶みるく 味よし、見た目よしのかき氷

下野新聞
2023年6月17日

ふわふわの氷にフルーツや生クリームが盛り付けられたかき氷は、ザクザクの氷に原色のシロップをかけた昔ながらのものとは一線を画している。

奥秩父の天然水で作った純氷を削り、器にふんわりと盛られた氷は、口に入れるとかむまでもなく溶けていく。7月いっぱい販売予定の「ピーチ和紅茶みるく」(1600円)は、芳しい和紅茶の香りが鼻を抜けた後、桃の甘さや和紅茶の風味が追いかけてくる。甘いのにさっぱりとした後味が心地よい一品だ。

抹茶ミルク(1100円)などの定番品もありながら、旬のフルーツなどを使った季節限定メニューがひときわ目を引く。年間のラインアップは約60種類にも上るという。

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飯塚恵一店長(41)は元板前。食べる人の心が躍るようにと、見た目も追求したフルーツの切り方に、その技が光る。

かき氷は、シロップをかけるなどして氷を3層に仕上げる。最後まで飽きずに「また食べたい」との余韻を残すためのこだわりだ。

今月25日には、開店から2周年を迎える。飯塚さんは「かき氷の世界に出会うきっかけとなる店になりたい」と抱負を語った。

▼メモ 栃木県足利市福居町2188の2、シャルマンYM102。午前11時~午後6時。火曜定休。不定休あり。インスタグラムアカウント(@blue.apple2021)。電話番号は非公開

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