栃木・茂木の農園でさくらんぼ狩り始まる 鈴なりに実った“夏の味覚”に笑顔
下野新聞
2023年6月16日
栃木県茂木町生井の生井さくらんぼ園で10日、今季のサクランボ狩りが始まった。早速遠方からも来園者が訪れ、夏の味覚を味わった。
生井澄夫さん(73)方ではビニールハウス8棟計約30アールに32品種、約150本のサクランボを栽培している。今は「佐藤錦」「高砂」「香夏錦」などが収穫期を迎えている。
一番乗りしたのは千葉県横芝光町、アルバイト従業員高知尾信弘さん(63)、保育士洋美さん(53)夫妻。ルビーのように色づいた大ぶりの実を次々に摘み、笑顔で口に運んでいた。
2人は「こんな鈴なりのサクランボを見たのは初めて」と驚いた様子。信弘さんは「福島まで行っていたが近くていい」と話した。
生井さんは「出来は上々。人気品種の『紅秀峰』も間もなく」と話した。サクランボ狩りは30分で大人2200円。直売もある。(問)同園0285・63・3543。