筑波山道で健脚競う トレイルランに1000人
筑波山の登山道や林道をひた走る「第7回筑波山トレイルラン大会」(石岡トレイルランクラブ主催、茨城新聞社など後援)が11日、石岡市小幡のつくばねオートキャンプ場を発着点に開かれた。北海道から福岡県まで約千人の参加者が寒気の中、急勾配の坂道を駆け抜け健脚を競った。
コースはロング(29・2キロ)とミドル(19・2キロ)、ショート(14・5キロ)に加え、ビギナー(5・6キロ)が新設された。参加者は、最大高低差約600メートルの起伏に富んだ難コースに悪戦苦闘しながらも、練習の成果を発揮して自己の限界に挑んだ。
途中では、昨年からコースの一部となった三重塔が立つ桜川市真壁町の薬王院で、急階段を一気に駆け上がり本尊に向かって無事完走を祈願したり、筑波山山頂付近から霞ケ浦と街並みが一望できる眺めを堪能したりしていた。
各部門の1~3位は次の通り。(敬称略)
【ロング】▽男子 (1)加藤淳一(2)山田高志(3)大西靖之▽女子 (1)桑原絵理(2)綿貫丹子(3)各務裕美子【ミドル】▽男子 (1)梅澤孟(2)津田修也(3)小松健一▽女子 (1)斉藤圭以(2)上田彩貴(3)木内由美子【ショート】▽男子 (1)松丸真幸(2)谷澤総一(3)西村育人▽女子 (1)松丸浩巳(2)増澤すず(3)荒山悦子【ビギナー】▽男子 (1)馬場裕一(2)槇野浩司(3)小山孝明▽女子 (1)宮崎真寿美(2)石渡保子(3)佐藤めぐみ
地図を開く | 近くのニュース |