“城”の壁に真田忍者　群馬・東吾妻町でプロジェクションマッピング

群馬県東吾妻町役場で、壁面に真田忍者など吾妻の歴史物語を投影するプロジェクションマッピングが1月27日、メディア向けに公開された。講談師の名調子に合わせ、城の形を模した建物の壁面に躍動感ある墨絵が次々と映し出された＝写真。一般向け上映は1月28日から。3月末までの毎週土曜に開催する。

県ニューツーリズム創出支援事業の一環で、町観光協会、町、合同会社岩櫃（いわびつ）城忍びの乱などでつくる協議会が企画。「真田十勇士」を生み出した講談師、玉田玉秀斎の四代目が講談を吹き替え、墨絵師の涌井陽一さんが約100点を描き下ろした。四季に応じた物語があり、1、2月は冬編、3月は春編を上映する。

上映時間15分。1日2回（午後5時半、同7時15分開場）上映する。鑑賞は役場駐車場に止めた車内で音声をFMラジオで受信するドライブインシアター形式。予約制で上映1回当たり20台（鑑賞料1台500円）。先着30人ほどの無料立ち見エリアもある。予約は岩櫃真田忍者ミュージアム（にんぱく）のホームページで。問い合わせは事務局（080-6708-5431）へ。