大吊橋渡橋700万人 常陸太田、日立の親子に記念品
茨城新聞
2016年11月30日
常陸太田市天下野町にある竜神大吊橋で29日、1994年の開通以降の渡橋者数が700万人に達し、節目を祝う記念式典が開かれた。
700万人目となったのは両親らと訪れた日立市神峰町の木村沙綾ちゃん(1)。記念品として、市や県などから、年間渡橋無料券や竜っちゃん乃湯無料ペア宿泊券、米や野菜の詰め合わせ、バンジージャンプ体験ペアチケットなどが贈られた。
記念セレモニーで大久保太一市長は「常陸太田の観光名所として、末永く多くの人に訪れてほしい」とあいさつ。沙綾ちゃんの父親で、サッカースクールコーチの純哉さん(29)は「このような時に来られてうれしい。(次は)800万人目を狙いたい」と笑顔で話した。
竜神大吊橋の渡橋者数は2011年度に東日本大震災の影響で前年度と比べて約半分の12万6417人に落ち込んだ。14年3月にスタートしたバンジージャンプ体験が起爆剤となって集客を取り戻し、14、15年度は25万人台で推移していた。
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