咲き誇る750株 水戸の萩まつり、偕楽園で9月1日開幕
茨城新聞
2016年8月31日
水戸市の初秋を彩る恒例の「水戸の萩まつり」が9月1日、同市常磐町の偕楽園で開幕する。紅紫色の宮城野萩を中心に、白萩、山萩、丸葉萩など750株が咲き誇るほか、同園の開園時間を午後9時まで延長しライトアップによる演出で秋の風情を演出する。9月中旬ごろにも見頃を迎える見通し。20日まで。
偕楽園の萩は、1842年に水戸藩9代藩主の徳川斉昭が仙台藩から譲り受け、偕楽園創設とともに植栽したのが始まり。まつり期間中には、こうした歴史や観光を解説する「歴史アドバイザー水戸」による案内を実施する。
このほか、4日にはスズムシの放虫や水戸の梅大使との写真撮影会、15日には神楽舞や雅楽演奏、18日には「月見の会」として俳句大会や野だて茶会、日本舞踊など、多彩な催しが繰り広げられる。問い合わせは水戸観光協会(電)029(224)0441。
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