スズムシ“大合唱” 萩まつりの偕楽園に1万匹

茨城新聞
2015年9月7日

ハギの花が咲き競う水戸市常磐町1丁目の偕楽園に秋の音色を響かせようと、スズムシ約1万匹が6日、園内の「見晴広場」で放たれた。すぐにスズムシの“大合唱”が始まり、来園者を楽しませた。

同園で開催中の「水戸の萩まつり」で40年以上続く恒例行事で、2000年から笠間市の中村彦蔵さん(72)がスズムシを用意している。例年は5、6千匹だが、今年は予想以上に繁殖し、1万匹を放した。

親子連れなど約100人が板の上に載せたスズムシをハギの根元にそっと運び、土の上に次々と放った。夏休み中に飼育したスズムシも一緒に放したという水戸市の渡辺愛佳ちゃん(9)は「さようならという気持ちを込めた」とわずかに寂しさをにじませた。

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