甘い香り、遅咲き見頃 日立の諏訪梅林

茨城新聞
2016年3月14日

日立市諏訪町にある梅の名勝地「諏訪梅林」で、遅咲きの梅の花が見頃を迎えた。2月中旬から早咲き、遅咲きの梅の木約300本が春の訪れを演出。暖かな日差しが注ぐ日には家族連れなどが訪れ、紅白の花や甘い香りを楽しんでいる。

同梅林は江戸時代末期、水戸藩所有の「梅の木御林」が始まりで、明治以降は国有林として保存。1907年に旧鮎川村が払い下げを受けた。

現在は鮎川沿いに県道日立常陸太田線を挟んで南北に分かれ、早春の梅、春の桜、夏の川遊びなど四季を通じて市民の憩いの場となっている。

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