暗闇の世界、神秘を味わう 県自然博物館 「洞くつ探検」展開幕

茨城新聞
2016年2月21日

洞窟の成り立ちや地下空間に生息する変わった生物の生態などに光を当てた第65回企画展「洞くつ探検~地下に広がるふしぎな世界」が20日、坂東市大崎の県自然博物館で開幕した。
パネルなどによる洞窟の地質形成プロセスの解説だけでなく、手に触れることができる鍾乳石(しょうにゅうせき)の実物や、洞窟に生きる目のない魚や化石、生物の標本など274点が展示されている。
また会場内に実物大の洞窟の模型や地下をイメージした迷路を設置。実際に洞窟を探検しているような臨場感を味わえるよう工夫がなされている。
地下の暗闇の中で目が退化したり白色化した特異な生物が紹介され、目のない魚「ブラインド・ケーブカラシン」の生体を見ることができる。また洞窟に住むコウモリの糞(ふん)が堆積してできる化石「グアノ」の実物も展示している。
企画展を担当した同館主任学芸主事の諸橋靖子さん(42)は「(洞窟には)地上から分からない造形があり不思議な生物がいる。地下の神秘的な世界を見ていただきたい。実際の洞窟にもぜひ足を運んでほしい」と話している。会期は6月12日まで。問い合わせは同館(電)0297(38)2000

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