「温泉マークの日」に 2月22日 安中・磯部温泉組合 登録弾みに誘客 

上毛新聞
2016年2月18日

一般社団法人日本記念日協会(長野県佐久市)は2月22日を安中市磯部温泉の「温泉マークの日」として登録した。温泉マーク発祥の地とされる同地区の磯部温泉組合(高野幸雄組合長)が申請していた。組合は登録を弾みに、冬場の観光客増加につなげようと意気込む。すでにロゴを制作し、27日に開くお披露目イベントに向け、PRの準備を進めている。

温泉マークが確認できる最古の公文書は1661(万治4)年に磯部地区で起きた土地争いの判決文。裏面の地図に温泉マークが書かれている。組合はマークの湯気の部分を三つの「2」に見立て、2月22日を記念日として申請した。
協会は歴史的事実や由来の正当性を認めた。「誰もが知る温泉マークの発祥の地であることは大きな財産。地域の誇りとして大切に活用してほしい」とエールを送った。
記念日登録は同組合観光部長の桜井太作(たいさく)さん(45)が発案し、高野組合長(65)の長男でグラフィックデザイナーの領翼(りょうすけ)さん(39)がロゴを制作した。ロゴ入りのTシャツやバッジを作るほか、パンフレット置き場にロゴを入れるなどして広くアピールする計画だ。
地元住民も温泉の話題作りを歓迎する。磯部1区第2自治会長の松本元雄さん(64)は「記念日のイベントを通じて商店と住民が協力し、盛り上がりが生まれれば」と期待する。
組合は景観向上のため、約1800万円をかけて街路灯整備を進めている。115基のうち69基を3月までに建て替える。高野組合長は「トイレと散策道も整備する。磯部で活動する次世代のために道筋を付けたい」と力を込める。
27日午後1時半から、磯部公園を出発点とするまち歩きのイベントを開く。磯部せんべい店を巡るスタンプラリーや福引きを行う。要予約で先着100人。問い合わせは桜井さん(☎090・2316・1355)へ。
協会によると、長野・野沢温泉は5月26日を「源泉かけ流し温泉の日」に登録して温泉サミットを開催。県内ではみなかみ町が谷川岳初登頂が達成された7月2日を「谷川岳の日」に登録し、観光振興に活用している。

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