レンタサイクル6施設どこでも返却 茨城・鉾田の涸沼 海沿い2市町と連携

茨城新聞
2022年5月5日

茨城県鉾田市下太田の涸沼観光センターで実施しているレンタサイクルが、大洗町とひたちなか市の計6施設と連携し、相互乗り入れが可能となった。同センターで借りた自転車を両市町の各施設で返却できるため、涸沼に加え、海岸沿いに点在する観光地を周遊しやすくなった。6施設で借りた自転車を同センターで返却することもできる。

相互乗り入れできるのは、大洗町の観光情報交流センター「うみまちテラス」▽大型商業施設「シーサイドステーション」▽旅館「肴屋本店」▽温泉施設「潮騒の湯」▽大洗シーサイドホテルの5施設と、ひたちなか市のひたちなか海浜鉄道湊線那珂湊駅。

同センターでの貸し出し時間は、午前9時から午後3時まで(返却は同4時まで)。各施設で返却する場合は、各施設の営業時間内に返却する。申し込みの際に、返却予定場所を記載する。

同センターの料金は、電動アシスト付き自転車が1000円、普通自転車が200円。台数は電動が2台、普通が10台。ヘルメットと、バードウオッチング用の双眼鏡は無料で貸し出している。

レンタサイクルは、鉾田市観光物産協会が運営し、周辺の観光案内もしている。同センターとうみまちテラスは、それぞれ鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の駅に隣接している。橋本悦幸事務局長は「自転車と列車を組み合わせた観光も楽しめるので気軽に利用してほしい」と話している。

問い合わせは、同センター(電)0291(37)0478。