茨城県内、ポカポカ陽気 水戸で梅開花

茨城新聞
2015年12月17日

低気圧が通過し南から暖かい空気が入っている影響で、茨城県内は16日、11月上旬から中旬並みの気温となり、日中はコート着用が必要ないポカポカ陽気となった。最高気温は龍ケ崎で平年より6・3度高い17・9度となった。

水戸市常磐町の偕楽園では、陽気に誘われ早くも梅が開花した。梅桜橋近くの白梅「八重冬至」は数輪がほころび、枝にも丸々としたつぼみが連なっている。偕楽園公園センターは「園内では比較的早く咲く木だが、今年は例年よりも早い」と話している。

水戸地方気象台によると、気温は12月に入ってから平年より高い傾向が続いている。

ただ、17日からは平年並みに戻り、週末にかけては水戸で氷点下になるなど本格的な冷え込みが到来する見込み。

同気象台は「これまで暖かかった分、体感的には、ぐっと寒くなる」としている。

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