クラフトビール醸造所オープン 茨城・大洗 県産干し芋やクリ使用

茨城新聞
2021年10月30日

飲食スペースを併設したクラフトビール醸造所「Beach culture brewing」が28日、茨城県大洗町港中央の商業施設大洗シーサイドステーションに正式オープンした。県の特産品である干し芋や石岡産のクリを使ったクラフトビールを製造しているのが特徴だ。

店舗を運営する風間智代表(42)が鹿嶋市内の醸造所でビール造りの修業を積み、今年5月にプレオープンとして週末のみの販売を開始。当初、9月開店を計画していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で休業を余儀なくされ、延期していた。

販売する瓶ビール(330ミリリットル入り)は6種類。店頭と商業施設内の「大洗まいわい市場」で販売している。店舗では生ビールも用意しており、飲食スペースで楽しめる。営業時間は午前11時~午後7時(土曜日は同9時)。定休日は月火曜日で水曜日は仕込み作業のため不定休。

風間代表は「大洗ならではのものを使って、ここでしか飲めないビールを提供したい。大洗をおしゃれな場所にして地域活性化に貢献していければ」と意欲を見せた。

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