五穀豊穣願い、ご飯7合挑戦 桜川で奇祭

茨城新聞
2015年12月15日

五穀豊穣(ほうじょう)や健康を願って山盛りのご飯を食べる「大飯祭り」が13日、桜川市下泉の下泉集会所で行われた。同地区にある鹿島神社=上野貞瑞(うえのさだみつ)宮司=の氏子に300年以上伝わる奇祭で27人が参加した。

会場には「物相(もっそう)」と呼ばれる円すい形をした高さ30センチほどのご飯の山がずらり。参加者は7合ほどある大盛りご飯に悪戦苦闘しながらもかぶりついた。

初めて参加した同市下泉の会社員、関重一(せきしげかず)さん(39)は「量が多くてびっくりしたが食べきった。たくさん食べてみんなが元気になってほしい」と話した。

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